虎は千里を走る
2022.1.25
2022年の年が明けたかと思ったとたん、2月4日の立春が間もなくやって参ります。
皆様の2022年、スタートの塩梅はいかがですか?
1962年生まれの私は今年が還暦の年。2月4日の立春以前に生まれた早生まれさんなので本来は「丑年」でしょう。しかし、私には「丑年」感がまったくありません。せっかちで歩く速度がめちゃ早く、じっとしていられない性格であちこち飛び回る姿はまさしく「千里を走る虎」の如し。さらに怒った時の激しさ怖さは「半端なし」などと家族からのたまわれ、やはり「寅年」か(笑)。
私としては、我が子を殊更に愛し大切に育てて来た「虎の子」的所業を虎の如し、と称して頂きたいかと思います。
「虎は千里行って千里帰る」には幾つかの解釈があるようですが、
『虎は一日に千里の距離を走るが、巣穴にいる自分の子供を思って、また千里を走って帰ってくる。親が子を思う気持ちの強さを例えた言葉。』などは今から遡ること10数年前のまさしく私の姿です。本当?
息子が小学校に上がって間もなく主人が単身赴任となり、ほぼワンオペ状態で4歳差の姉弟を育てながら仕事をしておりました。この子をあちらに送ってこの子をこちらにお迎えして仕事先と自宅の間を車でグルグル。その間に買い物をして、食事を作って。
どちらかが病気にでもなろうものなら、もう大変!一週間が3日のように過ぎ去って行ったものです。自分の時間?仕事をしている時だけがもう自分の時間のようなもの。実母にお願いして時々出かける泊りの出張がこの上なく嬉しかったものです。
子供が疎ましかったわけではありませんよ。勿論。子供可愛さにその上、PTAの役員や少年野球にまで孤軍奮闘しましたから。
現在、子供たちは二人とも成人を迎え、姉は東京で社会人となっても、私の忙しさは余り変わる事はありません。主人が定年を迎え宅に戻り、80歳を超えた実母と同居しておりますので、やはり鬼のような忙しさです。
最近、還暦を迎えたせいか、やたらと「六曜」を気にするようになりました。今まではあまり気に掛けたことはなかったのですが。昨日(このブログを書いている時点は1月12日です)1月11日は「六曜」では「友引」にあたりましたが、何事を始めるにも絶好の「一粒万倍日」と「天赦日」が重なった超が付くほど日が良い日でありました。そのせいか、今年26歳を迎える娘のSNS上はお友達からの「入籍しました」報告の花盛りだったそうです。
大丈夫!今年「一粒万倍日と天赦日」が重なる日取りはまだ2日もあります。3月26日と6月の10日。皆様も今年何か新しく始めたい事はありませんか?
専務理事 由木 千尋