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はじめての幼稚園えらび

2022.11.10

 寒暖差の激しい日々ですが、季節は確実に晩秋へと向かっているように感じます。
先月は弊法人の定時社員総会があり、正会員の皆様から新しいアイデアやお話をいただき、活発に意見交換することができました(一例としまして中村正会員よりブログ掲載に進んで寄稿いただきました)。また、理事全員で初めて西九州新幹線に乗って、私たちの原点とも言える長崎県内の高校でキャリア教育の講座を行いました。

 私個人としましては来年度から娘を幼稚園にと考え、仕事の合間に複数の見学会や説明会に伺い、ここ2ヶ月程仕事を調整しながら、とても忙しく過ごしていました。
 実際に幼稚園を見学してみると、インターネットでの口コミサイトやホームページを見るだけではわからない、その園が大切にしていることや在園児の様子を知ることができます。どこもたくさんの子どもたちが通っている園なので、素晴らしく、初めは見れば見るほどわからなくなりました。

 娘はまだ2歳で、自分の意思で自分の通う園を選べません。だからこそ、いつも接し、見ている「うちの子」の専門家である私たちが彼女の特性に合うか、楽しく過ごせるか、客観的に見つめられるようにネットを参考にしながら、比較表を作成しました。
項目は通園方法や特色ある科目(運動、英語、音楽)があるか、預かり保育の有無や保育内容、園の基本方針や先生たちの雰囲気、説明会のオペレーションなど、多岐に渡ります。
 冷静に比較項目を書き出すことで、娘にどう過ごして欲しいのか、どう育って欲しいのか、実は私たち親の価値観が問われている。それが明確になる過程が大切だったと今振り返って感じています。
 
 私が見学した園は、小学校受験や小学校生活に順応できるために読み書きや数字に力を入れる「勉強系」と、今しかできない経験である遊びを通して学ぶ自由な「のびのび系」の2つに大きく分かれるように感じました。活動を始めたころ、勉強の準備は大切だと思っていました。夢中になったらとことん遊びたい娘、自転車等の乗り物に乗るのも楽しいけれど、それよりも車輪がなぜ回るのか仕組みに興味が湧いて、ずっと回していたい彼女が自由に、自分の興味・関心を大切にできるところはどこなのか?夫とも話し合った結果「のびのび探究系」の園を志望することに決めました。
 その園はとても人気がある小規模な幼稚園で、一般定員は18名。11月1日8時より先着順で願書が受け付けられ、定員になり次第受付終了という過酷な条件でした。夫が朝4時から並んでくれて(それでも12番目でした…)入園への切符を手に入れ、何とか親子面談も終了してホッとしています。
 最後に、今回の園選びに関して、毎週楽しみに拝聴しているNHK Eテレの「すくすく子育て」が非常に参考になりました。ぜひHPをご覧になってみてください。

理事 吉次 恵美

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