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アニメにはキャリアの金言が満載?!

2022.12.25

 今年もいよいよ残すところ、一週間となりました。実は昨年夏以来、アニメにハマっています。この歳で、まさかハマるとは思っていませんでしたが、面白いから仕方ありませんね。

いろいろなアニメを見ていますが、キャリアにおける金言に結構出会うことがあります。今回はその中でも特にグッときたキャリアの金言をご紹介します。

アニメにはキャリアの金言が満載?!

まず、「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているのだろうか」という作品から。主人公の冒険者ベル・クラネルとエルフで元冒険者リュー・リオンがとんでもない厄災に見舞われる中で、リューが主人公ベルに対して次のように言います(この辺りは1月から始まる第4シーズン第2クールでアニメで描かれます)。

知識に行動が紐付き、応用ができるようになれば、あなたはもっと誰かを助けられるようになる。もっと強い冒険者になれる。

 知識が行動に紐づけるためには能力・スキルが必要なのですが、日本の教育では能力・スキルに今まで焦点があまりあたっていませんでした。まさに知識とスキル・能力の関係をわかりやすく説明した金言です。これからの時代は「行動できる」ことに焦点を当てて学んでいく必要が学校でもビジネスでも大切であり、それをわかりやすく表現したものになります。そして、人生を冒険の旅と例えるならば、まさに人はみな冒険者であり、無事に旅の目的を果たすためにも「強い冒険者」になれると良いのは間違いありません。

 次に、「機動戦士ガンダム 彗星の魔女」から、主人公スレッダ・マーキュリーが母親から言われた言葉(教訓)で、一歩踏み出す時に思い出す言葉です。

 「勝てば二歩前進、負ければ一歩前進

 当然、この後には言葉になっていない部分があります。多分それは「何もやらなければ一歩も前進しない(ゼロ)」ではないでしょうか。現代はVUCAの時代であり、何もやらなければ取り残されていく時代です。それを考えると、スレッダの母親の言葉はチャレンジすることの重要性、チャレンジして負けても振り返ることによって前進できると言っているのだと思います。「機動戦士ガンダム 彗星の魔女」はこれからの女の子の像を描いているらしいのですが、その点からも学ぶことができるようです。

 最後に、「とある科学の一方通行(アクセラレーター」からです。この作品は「とある魔術の禁書目録(インデックス)」のスピンオフ作品で、超能力者アクセラレーターが主人公です(この主人公はヒールのような、ヒーローのような微妙な存在)。そのアクセラレーターが、ある少女を救えず、自分のせいで災禍が訪れたと悔み、その場から動けなくなっている死霊術師エステルに次のように言います。

 「お前がその手で救いてぇもんはなんだ?そいつが分からねぇなら届くもんもとどかねぇぞ

若者の中には世の中の課題をなんとかしたいという思いを持った社会起業家が数多く輩出されるようになりました。自分もシニアながら少しでもより良い社会にしたいという思いで活動しています。その自分にグサッと刺さる言葉でした。

アニメの世界にハマるようになって気づくことがたくさんありました。自分自身のあり方(ありたい姿)にもすっきり落とし込んでくれたのはアニメでした。あと一週間で迎える新年を、そのすっきりした気持ちで迎えたいと思います。

それでは、みなさん、良いお年をお迎えください。

代表理事 横田 秀策

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