「霜月」私的文化月間
2023.11.08
11月の旧名「霜月(しもつき)」。おおよそ霜が降りる頃、分かりやすいです。では、例年いつ頃霜は降りるのでしょうか。私の暮らす福岡では概ね11月下旬から12月中旬。今年は11月に入ってからも25℃を越える夏日があったので、もっと遅いかもしれませんね。
11月には3日文化の日と23日勤労感謝の日の2日の祝日があります。文化祭や体育祭、専門学校や大学ではこの時期、合同企業説明会等があるため少し休日が増えます。それを土日の休日と上手く組み合わせて、ここ数年は11月に京都への一人旅を楽しんでいました。
勝手に「私的文化月間」などと呼んでおり、できるだけ文化に触れる機会を作っています。
いや、只々好きなだけか。
意外に思われるかもしれませんが、インドア派です。支度を整えて出掛けることが年々億劫になっています。夕食の買い物でさえも休日にわざわざより、平日の仕事帰りにパパッと済ませたい派です。
基本買い物は30分。ウインドウショッピングという文字は私の辞書に存在せず。靴やお洋服でさえ、馴染みのお店で目的買い。30分も経たず終了!・・・みたいな。余りに女子らしくない行動パターンです。カフェでお茶を楽しむ?無理ムリ(笑)
今の私にはカフェに行くのは観光が目的で、日常生活の中にはそんなものは存在しません。自宅を出たら夕食を済ますまでが、ひと戦(いくさ)。仕事を終えて買い物を済ませ、自宅に戻ったら即夕食の準備。愛犬を夕方のお散歩に連れて行き、お風呂に入って夕食を作り(準備と火入れは別です)夕食を済ませたら日によってウェビナーに参加したり翌日の仕事の資料を準備したり、書き連ねるのも何ですが、主婦の日常はてんこ盛り!子供たちが本当の子供の頃は、ひと戦どころか分刻みの戦いでした。
今は子供たちは独立して家を離れたものの、85歳実家母との暮らしは早10年。最近は何だか話が嚙み合わなくなってきたと感じます。落語や漫談ではありませんが、登場人物は3名に限定して!3名を超えると誰が何だか分からなくなる(笑)。面白い話が後から後から出てきます。母の語りにいつまで笑っていられるか。私はいつまで良い人でいられるか。と自分自身を訝る日々です。生活自体が噛み合わなくなったら、次を考えなくてはいけません。このような気性ですから、自宅で介護は行わないと決めております。
このようにバタバタな日常なのに、夕食はゆっくり取りたいラテン系。昼食は食べないクセに夕食は相方(俗に言う主人)とお酒を飲みながら2時間はダラダラと食事をしています。この時間が一日を圧縮しているのかぁ?分かっているけど晩酌だけはやめられません。
だから、休日はゆるゆる。好きな映画やドラマをNetflixやAmazon primeで好きなだけ観賞し、ソファーでごろごろし、窓の外を眺めてボーとするのが好きです。なので、わざわざ立てるお出掛けスケジュールはつい、仕事くらい力が入ってしまうのでしょう。
今年は11月3日から15日にかけてが、私的スケジュールのピークです。第一弾は3日博多座で講談師、神田伯山。4日の夜に家族で博多旧市街地ライトアップウォーク「千年煌夜」。6日、大好きな歌舞伎。贔屓にしている中村屋の「平成中村座小倉城公演」にて小倉を題材とした「小笠原騒動」を見物。このブログを書いている地点は11月7日で、このあと12、13、14日と韓国ソウルに飛ぶ予定です。朝鮮時代の面影を残す「韓屋(ハンオク)」の街並みを楽しめる北村や最近一般公開されている青瓦台(韓国大統領府)等を訪れるつもりです。
その様子や各感想はFacebookでご紹介しておりますので、このブログと合わせてお読みいただければ幸いです。
今月もまた、実のないお話で終わってしまいました。
由木 千尋